私にはタブレットがあります。でも、パフォーマンスがかなり悪いのです。
ことごとく。
パフォーマンスが悪いというのは、FirefoxだとOSごと落ちてしまうぐらいです。
そんな中で見つけたパフォーマンス最強のブラウザ、Ungoogled Chromiumを紹介します。
特徴
Ungoogled Chromiumの特徴は、その名の通りGoogleのサービスがまったくないことです。
Googleのサービス?と思った人のために、まずはその例を挙げてみましょう。
利用統計
Google検索エンジン
Googleアカウント連携
セーフブラウジング機能
Googleアプリストア(拡張機能)
実はGoogle ChromeやChromiumには、見えないところでGoogleのサービスが動いています。Ungoogled Chromiumはこれらを排除してGoogleから独立すること、軽量化を実現することを目的として開発されました。
どれくらい軽いの?
ここで皆さんは「どれくらい軽いのか」が気になるところでしょう。
「軽さ」を比較することは少し難しいですが、その軽さが目に見えて分かるぐらいには軽量化されています。
Firefoxを使っていた頃ではYouTubeを見るとフリーズする程だったのですが、Ungoogled Chromiumに切り替えてからは問題なく見られるようになりました。
あとはブラウジングとかも結構快適にできますし、スムーズにスクロールができます。
Googleを懸念している人や低スペックなパソコンをお持ちの方はぜひ試してみてくださいね!
パフォーマンスの比較
ここからはあまりうまくいかなかった部分なので飛ばしてもらって大丈夫です。
ブラウザの軽さは、ベンチマークの値で比較することができます。
ここからはメインPCで比較していきます。
Firefox, Google Chrome, Chromium(無印), Ungoogled Chromiumの4つで比較します。
検証に使うのはSpeedometer 3.0です。
ブラウザ | 起動時間 | Speedometer Score |
---|---|---|
Firefox | 0.70s | 21.5 |
Google Chrome | 0.65s | 26.2 |
Ungoogled | 0.8s | 21.0 |
おおおっと!?Ungoogled Chromiumが一番下だあ!!
多分UngoogledだけAppImageだったせいですね。(対照実験しろ)
対照実験しろって言われましても、なぜかインストールできなかったんですよ。
ungoogled-chromium(aur)のビルド時間長いし
デメリット
そんなUngoogled Chromiumにもいくつか欠点がありました。
まず、タブレットを使っていることで分かったことが、オンスクリーンキーボードが出てこないことです。
いくつか設定を覗きましたが、対処法は見つかりませんでした…
そして、Googleサービスを外しているため、検索エンジンがデフォルトで使えないのです。
はじめに起動したとき、すぐに検索ができなくてちょっと困りました。
安心してください、検索エンジンは設定から変えられますよ!
また、拡張機能の追加も少し面倒です。
拡張機能の元のファイルを直接ダウンロードして開くことでインストールできます。
他の機能はChromiumと特に遜色ないです。
結論
スペックが低いパソコンには、ungoogled-chromiumをインストールすればパフォーマンスが最強なのです!
ブラウジングを諦めたパソコンを復活できるかもしれません!ぜひ試してみてください。